新しいワタシの見つけ方

映画『新しいワタシの見つけ方』を観た。

ネタバレ注意です。
アメリカに実際にある「レッドバケツ」という馬の牧場の話だった。自分が思う牧場ではなく、捨てられた馬を次の飼い主が見つかるまで保護する馬の学校ような施設の話で、主人公のエマは友人の身代わりになって不法侵入で逮捕されて社会奉仕活動としてこの牧場へ来ることになる。牧場の清掃やら餌やりなど動物に不慣れなエマはなかなか慣れない。
以前友達が乗馬をやっていて、乗ること以外がめちゃくちゃ大変と聞いたことがある。馬は賢く人を見抜き、なかなか世話が難しくて、友人は蹴られて踏まれたと言っていたことを思い出した。

エマは世話するうちにチャンスという元馬術チャンピオンで気難しい馬に出会う。「レッドバケツ」の女性の牧場主以外は乗せない。しかも飛ぶ前にわざとストップして騎手を振り落とす「ストッパー」だ。なぜか、エマはチャンスと気が合う。おやつも手から食べてくれるし、馬蹄の掃除でもチャンスだけは足を上げて言うことを聞いてくれる。

チャンスに乗ることを練習してすっかり奉仕活動であることを忘れ、終了しても牧場に来続ける。その一方でクラスメートからは付き合いが悪くなったことで「ホースガール」と呼ばれ、ばかにされたり陰口を言われたりますます距離があいてしまう。
それから、少しして牧場が売りに出されることを知る。しかも、馬を解体したりメキシコへ違法に売り飛ばす悪徳な業者が名乗りを上げているという。馬の命を守る唯一の保護施設である「レッドバケツ」を守る為にエマがチャンスと馬術大会に出て優勝賞金狙い寄付しようという話だった。
作品の中で馬術のシーンではチャンス(ルービックスという馬で別の映画にも出演予定らしい)の姿がとても美しかった。

エマは目標を持つことで優柔不断な性格も少し変わり強くなる。クラスメートとの関係性も変わる。そしてチャンスも変わる。
実生活で賞金を狙うことは私はないが、こういう使い方はちょっと観ていて熱くなった。私も新しいワタシが見つかるのだろうか。なんだかいつも悩んでいる。