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ミッドナイト・イン・パリ

映画『ミッドナイト・イン・パリ』を観た。ウディ・アレン監督の作品が好きでよく観るが、なぜがあまり劇場で観たことがないので今回もDVDで観た。

なぜウディ・アレン監督の作品を観るかというとニューヨークが舞台になることが多く(監督自身が生まれも育ちもニューヨークの人)、あまり海外旅行をしない自分が、行ったことのある数少ない好きな都市の一つがニューヨークだからだ。舞台が観れたり、美術館もたくさんあり芸術を楽しむことができる。ショップやカフェをめぐるのも楽しかった。
しかしこの作品は題名の通りパリが舞台だ。ざっくり言えば主人公のギルがパリに旅行する話だ。そしてなぜかSFだ。ウディ・アレンの作品でSFはめずらしいし、他のSFと全然違うので必見だ。

ネタバレ注意です。
ギルは本国では映画の脚本家だが小説にも興味があって勉強に来ている。とくに1920年代の芸術に憧れがある。映画の中のパリの景色が美しくまるで絵画のようで様になる。

ある日、真夜中一人で街角に座っていると、クラシックカーがギルの前に止まり、一緒にサロンのパーティーに行こうと誘われるがままに行くと不思議なことが起こる。サロンではフィッツ・ジェラルドやヘミングウェイなど有名な作家に会う。最初は状況がつかめないが、どうも車に乗るとタイムスリップをしていることに気づく。作家の心得をヘミングウェイに聞き、そして自分の書いた小説の書評をガートルード・スタインにしてもらった際には2010年から来ていることに気づかず、「空想科学小説のようだ」と言われるシーンが贅沢でちょっとおもしろかった。ピカソ、ダリなどの画家も出てくるのでなんだが夢がある。

SF好き、芸術好きな人、もちろんコメディ好きな人も楽しめる作品だと思った。