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インスタント沼

映画『インスタント沼(2008公開)』を観た。監督は三木聡さんで主演は麻生久美子さんだ。麻生さんが好きでいろいろ作品を観たけれどこの作品は一番コミカルな役だと思う。その他、加瀬亮さん、風間杜夫さん、松坂慶子さんをはじめ、ちょっとした役でも宮藤官九郎さんなどすごい俳優さんばかりだった。

ネタバレ注意です。

麻生さん演じる沈丁花ハナメは最近ついていない。最初、出版社勤務である女性誌月刊誌の編集長だったのだけれど個性的過ぎる性格でいまいち同僚とうまくいかない。頑固であまり他の意見を聞き入れない。松坂さん演じる母親にも「あなたは見えるものしか信じない」と言われるほどだ。そして担当していた雑誌が廃刊になる。廃刊することになった残念会でヌンチャクをふりまわしそれが自分に当たったり、退職の日に駐禁になったり、とにかくついてないと自分で思っている。そしてついてないと思う時に決まって思い出すのが、昔、家庭不和で腹が立ち近所の沼に捨てた物の中に黒い招き猫があったことだ。黒い招き猫を探そうとするのだけれど、まあもう昔の事なので見つからない。

その後もついてないことが起こり、ひょんなことから、風間杜夫さん演じる遠い親戚の沈丁花電球、加瀬亮さん演じるガスに出会い、骨董屋を営むことを目指す。生活を楽しくする方法を電気、ガスから学び、自分探しをするという元気が出る作品だ。電気から沈丁花家の蔵の鍵を買うことになり、事の成り行きで自作で沼を作り(インスタント沼)、そして最後にはある生き物が出現し、感動を与える。「実はファンタジーだった!」とちょっと驚く。ファンタジーはなかなか説明が難しい。興味を持たれた方には是非作品を観ていただきたい。

 

インスタント沼

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