VICTORIA

映画『ヴィクトリア(2015公開)』を観た。ドイツの映画だった。あまりドイツの映画は観ないので新鮮だった。ベルリン国際映画祭でも受賞している作品のようでなかなか独創的で面白かった。

『ヴィクトリア』とは主人公の名前だ。作品は2時間ぐらいあるが、長さはあまり感じない。ヴィクトリアの身に起こった数時間を描いた作品なので、主人公と一緒に時間を過ごすことができる。2時間より短く感じるし、終わって欲しくないような感じさえある。

ネタバレ注意です。

主な登場人物はヴィクトリアと4人の男性が出てくる。ヴィクトリアとその4人が最初に接触するのはクラブのトイレ前だった。明らかにヴィクトリアが気になるのかいちいち話しかける。そして、ヴィクトリアがクラブを出ると外でも話しかけてくる。あまり柄が良くないように見えるのでヴィクトリアが心配になる。

結局、お酒も入っていたのか、ナンパされてしまうのだけど、その中のゾンネとは気が合って他の3人と別れ2人で過ごす場面がある。そのシーンが一番好きだ。ヴィクトリアが働くカフェに忍び込み、おしゃれにお互いに自己紹介をする。そして、その店のピアノをヴィクトリアが弾くのだけれど素人と思えないほどの腕前でゾンネはヴィクトリアになぜその道に進まないのかと聞く。ヴィクトリアはそのことについていろいろ理由を話すが、そのやりとりが素敵だ。弾いたワルツもかっこよくて心を打つ。

その後ヴィクトリアは最初に絡んだ4人の中の1人の知り合いの仕事の穴を埋めることになり話は思わぬ方向へ進んでいくのだけれど、是非そこは作品の中で楽しんで欲しい!海外ドラマの『24』みたいに時間が過ぎて、加えて意外性もあってなかなかおもしろいと思う。自信を持ってオススメできる作品だ。

 

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