読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

パーフェクト・ルーム

映画『パーフェクト・ルーム(2014公開)』を観た。アメリカの映画で、2008年にベルギーで製作された『THE LOFT』のリメイクなので、原題は『THE LOFT』である。タイトル通り『部屋』がテーマになっていて、サスペンススリラーと呼ばれるジャンルなので怖いシーンもちょいちょい出てくる。俳優さんが美男美女が多いのでセクシーでスタイリッシュに仕上がっているのがなんとも不思議だ。『プリズンブレイク』のウェントワース・ミラーが出ているので要注目だ。他にも『君に読む物語』のジェームズ・マースデンが目立っていた。

ネタバレ注意です。

都会的な通りに路上駐車された車の上に高層ビルから人が落ちてくるシーンから始まる。そして登場人物の記憶を頼りに少しずつ話が遡っていく。
手錠をかけられた女性の遺体が『部屋』で見つかり、その部屋の使用者たちがモメる。その部屋は友人の男性5人で共同で使用されている秘密部屋だった。鍵も5本しかないので、友人同士、お互いが疑い合う。家族ぐるみでいつも一緒にいるような友人なので、その周辺の人物も場所を変えてもやたら会う。

作品では部屋と取調室、新築祝いのパーティー、結婚式、旅行先、ホームパーティ、チャリティーカジノなどの場面が出てくるのだけど、その場にいる人が被っていることにだんだん気付いてきて急に怖くなった。遺体が見つかった時にダイイングメッセージのようなものがラテン語で書かれていて、それが「運命が我々を結びつける」だったので、それを自分は他のシーンで思い出してしまった。演出がすごく上手いと思った。

関係者が多くて、犠牲になった女性の身元が分かるまで時間がかかり最後まで真実は分からない。たくさんの秘密や罠(?)が仕掛けられたこの作品はなかなか見応えがあって面白かった。