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マネーモンスター

映画『マネーモンスター(2016公開)』を観た。監督はなんとジョディ・フォスターで主演はジョージ・クルーニージュリア・ロバーツだった。ハリウッドスターが集まるとこんなにすごい作品ができるのかと感心するような作品だった。

ネタバレ注意です。

ジョージ・クルーニーが演じるのは『マネーモンスター』という人気財テク番組の司会者ゲイツジュリア・ロバーツはその番組のプロデューサのパティとういう役で二人とも似合っていて息がぴったりだった。ゲイツもテレビ局(FNN)もちょっとゆるくてなんかかわいい。財テクにはあまり興味はないけどゲイツの気の利いたアドリブやダンスも見られる番組で実際に放送されていたら多分観ると思う。しかし、そのゆるさが裏目に出てしまい、生放送中に電波ジャックをされてしまう。警備が甘く普通に犯人が入ってきてしまいゲイツはピストルを突きつけられ爆発物が入ったベストを着せられてしまいその場は騒然としてしまう。

犯人は顔も隠さないので身元がすぐ分かる。カイルと名のるその青年はゲイツとある企業が全てを奪ったと主張する。その企業はアイビス・キャピタルという会社で一晩で株価が大暴落した会社だ。『マネーモンスター』でゲイツがイチ押ししていた会社だったので逆恨みされてしまう。話を聞けばお金ではなくアイビス社のCEOウォルト・キャンビーの株価の暴落の理由に納得がいかず本当の理由が知りたいと要望する。株のことはよくわからないけれど、アルゴリズムの暴走とかプログラムのせいにしているのが気に入らないという。警察の交渉人の話も聞かないし、命が掛かっているのでテレビ局総出でアイビス社に働きかけることになる。それがひたすら中継されていてパティとゲイツの腕で番組になっているのがすごくおもしろかった。テレビ局のスタジオ内という密室が舞台なのだけれど話がハイテクすぎて狭さをまったく感じない。

スターがスターの為に映画を作ったらこんな仕上がりになるのかと驚くばかりだった。ジョージ・クルーニーが出演した映画はたくさんあるけどこの作品が一番好きかもしれない。