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KEANU

『KEANU/キアヌ(2016年公開)』を観た。アメリカの映画でギャング映画なのだけれど、アメリカで人気のお笑いコンビのキー&ピール(私は知りませんでした)が主演をしているので、怖いというよりおもしろかった。監督のピーター・アンテチオも私は知らなかったけれどすごく映画を愛してやまない人なんだろうと思わせるシーンがたくさんあってすごく好きになった(有名な映画のパロディであろうシーンが多数あってかわいい)。

ネタバレ注意です。

ジョーダン・ピールが演じたレルがキュートだった。恋人と別れたばかりの時に突然子猫を拾う。傷心を癒してくれる猫にキアヌ(涼風という意味)と名前つけとにかくかわいがる。ある日その猫が盗難に遭い、〈ブリップス(ブラッズとクリップスというギャングを破門になって結成)〉というギャングのチェダーが犯人ではないかという噂を聞きつける。そこで友人のクラレンス(マイケル・キー)と潜入し真相を調べることになる。偶然、二人組の殺し屋のアレンタウン兄弟と間違えられ、薬の売人として雇われることになり大騒動になる。その薬の名前が〈ヤバいヤツ〉で怖いけどちょっと笑ってしまう。

その売人として初仕事に行く家に行くシーンもパロディのパロディ(『スクリーム』のパロディの『最終絶叫計画』の女優さんが出ている)みたいになっていていかにパロディ好きなのかうかがわせる。さらにアレンタウン兄弟が『マトリックス』ぽいのでだんだんキアヌがキアヌのような気がしてくるから不思議だ。音楽にもこだわりがあって、クラレンスが神だと崇めるジョージ・マイケルをチェダーの部下にめっちゃ黒く説明する場面があって(元ワムで相方が消えたエピソード)めちゃくちゃ笑ってしまった。是非作品で見て欲しい。

パロディ好きそうなの監督のおかげで、1つの作品でたくさん映画を観たような気持ちになれるし、そもそも強面のギャングと子猫の組み合わせが意表を突いていておもしろい。ギャップに弱いのではまってしまった。今回初めて知ったキー&ピールにも今後は注目したいと思った。

 

キアヌ(字幕版)

キアヌ(字幕版)