猫展と映画で旅するヨーロッパ

京都文化博物館で現在開催中の『いつだって猫展』に行ってきた。

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4月から展示していて6/11が最終日ということで少しだけあわてた。平日だったけれど人は多かった。この博物館自体が観光名所になっているようで半分ぐらいは外国人のお客さんだった。
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『猫展』は〈第一章 /江戸の暮らしと猫〉〈第二章/化ける猫〉〈第三章/人か猫か、猫か人か〉〈第四章/福を招く猫〉〈第五章おもちゃ絵になった猫〉というようにテーマ分けされて観やすかった。
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各テーマの中もさらに枝分かれしていた。〈第一章 /江戸の暮らしと猫〉では《鼠と猫》《美人と猫》《怪しい猫》を描いたもの展示していて月岡芳年の『猫鼠合戦』三部作と作者未詳の『大津絵 猫と鼠の酒盛』印象に残った。《美人と猫》の展示はあまり好みではなかった。美人は美人らしく猫も猫らしく描かれているけれどなぜか猫がリードでつながれている作品が多いことに気づきそこばかりが目に入ってしまったからだ。

〈第二章/化ける猫〉は一番好みだった。妖怪の化け猫を描いた作品ばかりでおもしろい。特に《八犬伝の化け猫》のところが一番興味があって一番時間をかけて観た。八犬伝とは滝沢馬琴南総里見八犬伝のことで、作中出てくる化け猫のことを描いていたのだけれど、私は犬しか覚えていないのでじっくり観てしまった。

〈第三章/人か猫か、猫か人か〉は無類の猫好きと言われる歌川国芳の作品が多く猫を擬人化した作品で有名な作品のパロディになっているものや、猫を当て字にしているものなどくすっときて素直にかわいいといえる作品ばかりだった。

〈第四章/福を招く猫〉では全国から集められた丸〆猫(招き猫)が展示してあった。地域によってぜんぜんデザインが違っていてびっくりした(京都の招き猫はなぜか火消しの格好をしていた)。会場の出口付近には自慢の愛猫写真を貼れるコーナーがあってあまりにかわいくてうっとりした。
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同時開催で京にまつわる猫の文化についての〈京都(うち)だって猫展〉も展示していた。こちらは現代画家の作品が中心で川嶋渉さんの『戯れ』がかわいかった。欲しい・・。

『猫展』をすべて見終わった時に、ちょうど『EUフィルムデーズ/映画で旅するヨーロッパ』という映画祭をしていて案内され、無料で観られた。(これだけだと500円かかる)。スウェーデンの映画『アイスドラゴン』が上映中で途中から観た。

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前半の30分見逃してしまったけれど、なかなかおもしろかった。北欧の映画は景色が美しくて個性的な作品が多い。EU加盟の在日大使館・文化機関が提供するオススメ映画を6/25まで日替わりで上映するようなのでこちらにもちょくちょく行ってみようと思う。