夏に涼しく観られる映画

映画『NUMB[ナム](2015年公開)』を観た。カナダの映画で監督はジェイソン・R・グッド(知らない)キャストも知らない俳優さんばかりだっだ。特にホラーとかそういう内容ではないのだけれど、上映時間がだいたい90分ぐらいで私はエアコン入れずに観ることができた。映像が凍えるほど寒かったからだ。暑いこの季節にぴったりだと思った。

ネタバレ注意です。

舞台はカナダのとある町からバンクーバーに向かう途中の雪深い林だった。不景気で仕事探しに出かけたエヴァンスとドーン夫妻がバンクーバーにある家に帰宅途中でヒッチハイカーを車の同乗させて思わぬ事態に巻き込まれる話だった。私はヒッチハイクもしたことがないしもちろんヒッチハイカー乗せたこともないのでこういうのはちょっと怖いと感じてしまう。ただ雪の中で命の危険があると判断してこの夫妻は車に乗せてしまう。それがリーとシェリルという兄妹で見た目では分からないのだけれどちょっと柄がよろしくないことが時間がたつにつれて分かってくる。お金に困っていてカードが止まっているエヴァンスのガソリン代をリーがそれとなく払ってくれたりするのでちょっと変だと感じても降りて欲しいと言いにくくなってこの奇妙なドライブを続けてしまう。その後さらに同乗者が増える。また人気のない道路に薄着の謎の老人が立っていて命を助けるつもりでまた乗せてしまう。エヴァンスはお人好し過ぎて自らトラブルを招くタイプだ。そして最悪なことにその老人が低体温症で亡くなってしまう。そしてその老人の素性が分かるとリーとシェリルの本性が赤裸々になって妻のドーンもちょっと強欲な性格がでてしまい、雪山に宝探しに行くことなる。

そもそも急で準備不足だし、会ったばかりで信頼関係が薄い関係の4人が雪山に行く光景は思った以上に寒い。素人の自分でさえも危ないと感じるのにこの4人のやる気がすごくて観ていて凍えそうになった。
シンプルな話だけれどすごく最後までハラハラして面白かった。なによりエアコンいらずだったことにおどろいた。夏にはぴったりの作品だと思う。

 

NUMB[ナム] 極限の争奪戦