ラ・ラ・ランド

ラ・ラ・ランド(2017年公開)』を観た。監督はデイミアン・チャゼルで過去の作品では『セッション』などがある。言わずと知れたアカデミー賞受賞作品なのだけれど、観てなかった。その時の気分で観るので公開当時は別の作品が観たかったのかもしれない。後味重視なので『セッション』がかなり怖いと噂で聞いたので観るのが不安だったのもある。
主演はライアン・ゴズリングエマ・ストーンで二人は3回ほど共演があるようだ。ライアンの作品はあまり観ていないけれど、エマの作品はウディ・アレンの映画をよく観るせいかけっこう観ていると思う。好きな俳優さんの一人だ。

ネタバレ注意です。

舞台はハリウッドでエマが演じたのは女優の卵のミアで、ライアンが演じたのは売れないジャズピアニストのセブだった。ハリウッドはそんな小さな街とは思わないけれどミアとセブは行動範囲が似ていて名前も知らない時から何度か会う。第一印象はお互い最悪。二度目に会った時はセブが仕事をクビになった時で演奏を誉めようとするがあいにくの空気感で無視されて第二印象も最悪。そして三度目はパーティーでジャズとはとても思えないポップなバンドでキーボードを担当しているセブをミアが見つけて少しおちょくって距離が近づく。お互いのことを話す機会があってお互い好意を持ち始める。この辺りがミアはちょっと生意気でライアンは自分を持っていて気取ってなくてかわいかった。

ミュージカル映画(作品によっては苦手なものもある)と思って観たから心の準備はあったけれど、そこまで話の筋から外れることなく違和感なく見れた。音楽にこだわる監督の才能だと思う。何かの番組で『セッション』を撮影した当時から『ラ・ラ・ランド』の構想がもうあったらしいのですごく考えられた構成だと思った。
ラブストーリーなのでこの後恋愛関係に発展する。共通点はお互い夢があることでこれが好きになった理由でもあるがお互いを思いすぎて我慢したり妥協することで逆に距離ができてしまうという矛盾。そこらへんのお前が我慢すればいいだろうとか束縛するような話ではないところが後味に影響しなかったのでほっとした。
デイミアン・チャゼル監督は若くてどちらかといば大作というよりサンダンス映画祭で上映されるような作品が多そうなので自分が観る映画と近いような気がする。機会があれば他の作品も観てみたい。